社畜の沼 管理人プロフィール

関東近郊の文系大学卒業後、就活を経て2回の転職を行い、２０２０年ついに社畜を卒業しました。

大学４年次より周囲の学生同様に就職活動を行い、流されるまま家電量販店へ新卒にて就職を決めました。当時はリーマンショック後の為、就職氷河期の真っただ中でした。今思えばこれが社畜の沼に片足を突っ込んだ瞬間でした。

周りに合わせてなんとなくで就職活動をし、内定を得たものの学生気分が抜けていなかった私を襲ったのは外部の研修機関が行う2泊3日の新入社員合宿研修でした。

バスに揺られ静岡まで向かい、黒スーツから白の装束に着替えをし、整列をさせられました。

講師の方々の挨拶は初日にもかかわらず全員声がかすれていて、通常の会話も大声で話さないと怒号が飛び交う環境でした。

よくわからない仕事についての教訓を暗唱させられたり、壁に向かって無限に挨拶をさせられたり、強面のおじさん講師が作ったであろうオリジナルの歌を合唱させられたり、自分のダメだった過去を叫ばされたり、昼食のカレーを20分で食べ終え、皿にこびり付いたカレーのルーすら残さないように指導されました。

不思議なもので1日目には斜に構えていた私でしたが2日目には怒られすぎて順応し始め、3日目の退所時にはおじさん講師のオリジナルソングを合唱したのですが色々な思いから歌いながら自然と涙が出てました･･･

これがブラック企業あるあるの企業洗脳ということに気付くまでだいぶ時間がかかりました。

そして家電業界→警備業界→人材派遣業界→現在に至ります。

家電業界時代

新卒で入社し、洗脳教育の結果、自分に厳しくをモットーの社畜ストイックソルジャーとして生まれ変わりました。

空いた時間は家電雑誌より知識を得ることに喜びを感じ、休憩時間はご飯だけ食べたらすぐ戻り、公休日には他社店舗に接客を学びに行くを常としてました。

上司にはエアコンの模造品を投げつけられたり、理不尽な内容でキレられたり、1週間先の天気や気温を把握してないとブチギレられたりとたくさんの指導をして頂きました。

その結果、私は社員売上成績を平均の2倍以上の数値を叩き出し、新卒入社300名中トップ3の成績を獲得しました。

月収40万は軽く超えているエースアドバイザーと同じ売り上げ成績でしたが、会社からの人事考課は『A』がついていても昇給したのはたったの5,000円だけでした。

警備業界時代

なるべく競争がなく人を許すことが出来る会社にと決意し入社したので人間関係は最高でしたが、拘束時間がエグいのがこの業界の特徴でした。

内勤や現場での仕事が入り混じっているのですが、人が休むと代わりに現場に出なくてはいけなくなるので、8-17時の日勤の仕事を終えた後、漫画喫茶で仮眠をとり、夜勤22-5時までを勤務し更に8-17時の日勤を行うという地獄の勤務体系でした。

外での業務でしたので、夏は暑いし冬は寒いの上に睡眠不足が乗っかり死ぬんじゃないかと思うことも多々ありました。

人材派遣業界時代

元々、人事について興味があったこともあり、人材派遣業界へ就職しました。

小さい会社でしたので、2年目からは副支店長として勤務し社員採用なども兼任しておりました。

離職率は驚異の90パーセント越え、上司も部下もバンバン辞めていく環境で会社を良くしようと提案しても、仕事をしない既得権益層から猛反発を食らうような環境なので人が入っては辞め、人が入っては辞めを繰り返すブラック企業の塊でした。

現在

社会人生活１０年間を社畜としてマタハラ以外のハラスメントを経験してきた私ですが、ビジネスに関する記事や就職活動・転職活動・ブラック企業などで悩まれているアナタの気持ちに寄り添った情報発信をします。