【副業知識】誰もが経験している3つの無料ビジネスモデル

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世の中、消費者に対して商品やサービスを無料で提供するビジネスモデルがたくさんあります。

今回は、副業をしたい人が知っていると役に立つ無料ビジネスモデルを3つ紹介していきます。

かっこいい横文字が出てきますが、内容はだれしも経験したことのあるものばかりですので是非読んでいってくださいね。

目次

誰もが経験している3つの無料ビジネスモデル

初回お試し・初月無料・お試し後返品可能など無料プランは、誰しも経験したことがあると思います。

ここでは、わたしたちの生活に根付いた無料のビジネスモデルを紹介していきます。

フリーミア・モデル

フリーミアは、フリー(free)とプレミアム(premium)をかけ合わせた造語です。

大部分の顧客には、無料で商品(サービス)を提供し「お金を払ってでも、付加価値や高機能が欲しい」と考える一部顧客にだけ、有料サービスを提供するビジネスモデルです。

PC

ネットとの相性が良いフリーミアモデル

フリーミアモデルは、ネットとの相性が良いのが特徴です。
WEBサービスや、課金制のゲームが流行っているのもこのフリーミアモデルだからです。

しかも、商品の原価がほぼ『0』なので利益率が高いのです。
アプリのゲームでよくある性能が高い装備やアイテムが1,000円してもただの絵であって、現実世界ではなんの役にも立たないですからね。

ChatWorkやYouTube

ChatWorkやYouTubeなどのツールは、サービス自体は無料で使えるものの、無料サービスのままだと使用制限や広告がでるなどの制限があります。

サービスを使用してもらうために、入り口は広く設定しておき、便利さを知ってもらいます。気に入った一部のユーザーから有料サービスに切り替えてもらうことで利益を得ることができます。

サービスを気に入った一部のユーザーは、制限を解消するために課金をするので、フリーミア・モデルになります。

◆5%ルール


WEB上では、サービスの95%が無料利用者だったとしても、残りの5%が有料サービスに加入してくれれば利益はとれるのです。

WEBマーケティング界隈では、この法則を5%ルールと呼びます。

※証券用語にも5%ルールがありますが別の内容です。

お試しモデル

商品の一部分のみ無料で提供し「続きが欲しければ、そこからは有料です」というモデルです。

本屋さんの立ち読みや無料試し読み漫画アプリ

本屋さんの立ち読みも昔から行われているお試しモデルで、ほとんどの漫画アプリで取り入れられているビジネスモデルです。

マンガアプリでは、「1日に数話は無料で読めるが、それ以上読みたい場合はポイントを課金で購入する」のが主流になっていますよね。

最初は無料だから読めるところまで読めればラッキーという感覚で読み始めますが、読んでいるうちに物語の展開が気になってついつい課金してしまいます。

試食販売

同じように無料で商品を食べてさせておいしければ購入してくださいね。と紹介する試食販売もお試しモデルの1つです。

中身がわからないものには、人はお金を払わないので一口どうぞ♪と試食させてくれますよね。

試食

サーティワンやお土産屋さんなどでは、お試し用のスプーンや容器が用意されています。

将来回収モデル

一見無料の商品ですが、使い続けるためにはランニングコストがかかるというモデルです。

「お試しモデル」と似ていますが、こちらのモデルは最初の無料部分しか利用しないということがやりにくい(またはできない)ことが特徴です。

スマートホン

楽天モバイルの○○ヵ月無料契約

楽天モバイルなどの○○ヵ月無料の契約も、無料期間が過ぎたら使用料がかかるので将来回収モデルとなります。

無料にすることで他社からの乗り換えを狙い、他社ユーザーを減らし自社ユーザーを増やすことが出来るので今後、費用を回収していくことが出来ます。

サブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスも、初月無料キャンペーンから登録をして、利用している間に便利さを実感して離れられなくなって使い続けてしまいます。

利用者はサービスを使っているうちに、だんだん乗り換えが面倒になり、継続してくれるようになるので顧客を囲い込むことができます。

◆無料サービスまとめ


①フリーミア・モデル

無料で商品(サービス)を提供し「お金を払ってでも、付加価値や高機能が欲しい」と考える一部顧客にだけ、有料サービスを提供するモデル

例:YouTube広告スキップやアプリの課金


②お試しモデル

商品の一部分のみ無料で提供し「続きが欲しければ、そこからは有料です」というモデル


例:漫画サイト、試食販売、立ち読み



③将来回収モデル


最初の無料部分しか利用しないということがやりにくいモデル


例:ネット回線や、無料契約サービス、サブスクリプション


いかがでしたでしょうか?
わたしたちの利用している無料サービスは大きく3つに分かれていました。


どれも経験していない人はいないと思います。わたしは、3種類の無料サービスモデルの利用経験がたくさんありました。知らない間に消費者としてターゲットになっていたんですね。

最後に

今回は、副業をしたい人が知っていると役に立つ無料ビジネスモデルを3つ紹介しました。
世の中にある無料サービスには、すべてお金につながるカラクリがありました。

わたしたちは、知らない間にマーケティングのプロによって狙われていたのです。これから副業を始める人や、サービス利用者はこの3つの無料サービスモデルを知っておくことで提供側、消費者側の目線を持てるようになるので役に立ちます。

明日から無料ビジネスモデルを意識してみてくださいね。

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